TVで、
マイケル・ジャクソンさんの
少年虐待疑惑の真実についての番組がやっていた。
ボクはあの事件のことを、よく分からずに、でも勝手に
「マイケル・ジャクソンが悪い」なんて思って、
その後、その事件から関心をなくした。
しかし・・・真実は違っていた。
マイケルさんは、
『無実』だった。
優しすぎる彼は、被害者一家につけ入られ、あまつさえ、
はめられそうになったのだ。
しかし、様々な人の証言を基に、一家の企みが暴かれ、
慰謝料目当てででっち上げたウソだとバレたのだ。
──── ふと思う。
なぜ、そんなにまでお金が欲しいのだろうか?
一家は、マイケルさんから援助を受けていたにもかかわらず、
さらに、お金を欲した・・・なぜ、そんなに欲張るのか?
誰かを蹴落としたり、はめたり、無理やりにでも
手に入れなきゃいけないものだろうか?
お金だけじゃない、他のどんなものだって、欲張るものではないと思う。
何でも多く持ちすぎることは、トラブルにも繋がるし、
何よりそんな方法で手に入れたって、後味悪いし。
何かを手に入れたければ、努力をすること。
──── そして、思う。
マイケルさんは優しく、すばらしい人だ。
彼は、たくさんの人から愛されていた。
しかしそれは、彼が得たくて得たものではなく、
彼が努力した結果ついてきたものなのだ。
『因果応報』
ボクの好きな言葉の一つ。
この言葉は、よく悪い意味で捉えられがちだが、実際の意味は・・・
『前世あるいは過去の善悪の行為が因となり、
その報いとして現在に善悪の結果がもたらされること。』
だからボクは・・・こういう意味だと思っている。
「いいことしてりゃ、そのうちいいことが返ってくん
だから、見返りなんか求めないで、いいことしな!」
自分のためだけじゃなくて、人にも優しく・・・。
そんなことを改めて考えさせてくれた、
マイケル・ジャクソンさん・・・
・・・ごめんなさい。
そして・・・ありがとう。